梅毒の感染拡大 その症状とは?

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近年若い女性の間で「梅毒」が感染拡大しているというニュースがありました。2015年の女性の感染者は前年の2倍以上となっているそうです。特に妊娠中の女性は要注意で産まれてくる子どもが先天的な梅毒になる可能性もあるのだそうで、厚生労働省も注意を呼び掛けている状態です。

さて、そんな梅毒ですが感染したらどのような症状がでるのでしょうか。

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梅毒の感染と症状

梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌が感染する事によって起こる感染症です。学校教育でも保健体育で教えられる代表的な病気ではあります。現在は治療薬も開発されており、昔と比べるとかなり激減している感染症です。
主に性行為によって感染し、性器や唇にしこり、ただれなどが起き、最悪の場合は死の恐れもあると言われる恐ろしい感染症なんですね。
冒頭でも少し触れましたが妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんが先天性の梅毒になる可能性があるだけでなく、流産や死産などのリスクも高くなるそうです。
症状については下記のように4段階に分かれている。
Wikiより掲載

第1期
感染後3週間 – 3か月の状態。トレポネーマが侵入した部位(陰部、口唇部、口腔内)に塊(無痛性の硬結で膿を出すようになり、これを硬性下疳と言う)を生じる。塊はすぐ消えるが、稀に潰瘍となる。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れ、これを横痃(おうげん)という。6週間を超えるとワッセルマン反応等の梅毒検査で陽性反応が出るようになる。

第2期
感染後3か月 – 3年の状態。全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合がある。
バラ疹と呼ばれる特徴的な全身性発疹が現れることがある。赤い目立つ発疹が手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れる。特に手掌、足底に小さい紅斑が多発し、皮がめくれた場合は特徴的である。治療しなくても1か月で消失するが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っている。
潜伏期
前期潜伏期:第2期の症状が消えるとともに始まる。潜伏期が始まってからの2年から3年間は、第2期の症状を再発する場合がある。
後期潜伏期:不顕性感染の期間で数年から数十年経過する場合もあるが、この期間は感染力を持たない。

第3期
感染後3 – 10年の状態。皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生する。(医療の発達した現代では、このような症例をみることは稀である)

第4期
感染後10年以降の状態。多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし(脳(脊髄)梅毒、脳梅)、死亡する。現在は稀である。

症状についてはご覧の通りです。もし心当たりがあるならば早いうちに病院へ行く事をお勧めします。恥ずかしいという思いがある方もいるかもしれませんが症状が悪化するよりはマシだと思いますけどね。

梅毒の予防について

厚生労働省でも注意を呼び掛けているということですがどうすればいいのでしょうか。
一番の予防策は「禁欲」だそうですが正直なかなか難しい事だと思います。そこでどうするかというと不特定多数の方との性行為をしないようにするといいそうです。梅毒に感染している人間と性行為をする可能性を少なくするという意味では有効なことでしょう。梅毒に限らず性感染症の予防についてはだいたい同じですよね。
また、厚生労働省では性行為をする際にコンドームの適切な使用を呼び掛けているそうです。コンドームは単に避妊具としての役割だけでなく、性感染症の予防にも一役かっているということですね。
また妊娠中の方は病院で性病を含む検査も一度は行うそうですが、その後の感染については見逃される危険性があるので検査後の性行為は控えたほうが無難でしょう。
ちなみに梅毒の細菌は体外にでると死滅するため食器や服の貸与などでうつることはないそうです。
さて、これだけ見て頂ければ梅毒が恐ろしい病気だとご理解いただけたのではないでしょうか。何も考えずに遊びまわっているようなら少し改めるきっかけになるかもしれませんね。
このような病気についてはやはり自分なりに知識を持っておく必要があると思います。そしてパートナーのためにも感染するリスクというのは下げておくことに越したことはないでしょう。

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